戦闘機「スカイロケットの性能、使い方、史実ネタ(元ネタ)などについて書いています。

スカイロケットの性能

  • コアデータショップで入手可能な戦闘機。
  • リロード時間は最速だが、飛行速度は最遅。
    なかなかニッチな戦闘機。


基本性能 威力 29 72
速度 11.31s 8.98s
航空 25
回避 9
武装 20mm機関砲x2
12.7mm機銃 x2
スキル
装備対象 空母 / 軽空母
備考欄
入手方法 コアデータ×500

スカイロケットの使い方

  • とにかく攻撃速度(リロード時間)が速い戦闘機。
    ★4戦闘機としては強力な武装を持つが、爆弾は装備されていない。
  • 注意しなければいけないのは飛行速度(移動速度)が遅い(47)こと!(ワーストはF2Aシリーズ)。
    特に攻撃機はスカイロケットよりも速いものが多いので、先行した攻撃機がスカイロケットよりも先に落とされてしまうことも多い。
    装備させるときは少し意識してみてほしい(特に航空機や防空艦が多いステージ)。
  • スキルの回転率をあげられるという点では「零戦52型T3」や「Me-155A艦上戦闘機T3」と同じ(0.20~0.40ほど違う)。
    防空は金装備のほうが圧倒的に強い。
  • 装備させるならスキルの回転率を重視する「ユニコーン」や「龍驤」が適任。
    他にも「弾幕の打ち消し用」に使うのも良いのもアリ。
  • 一見強そうにみえるスカイロケットだが、正直スカイロケットの出番はあまりない。
    飛行速度が遅いことや高難易度ステージでは「速くて・強くて・安心な戦闘機(★5金)」のほうが出番が多い。
    最速という点と、他の戦闘機が揃うまでの代用品として装備させておくのが良いと思う。

元ネタ・史実ネタ

アメリカ軍の試作戦闘機「スカイロケット(XF5F / XP-50)」。
当時、宣伝などで写真が使われたことから知名度がかなり高い戦闘機としても知られる。

ゲーム説明では「グラマンXF5F-1艦上戦闘機の実験機。高い上昇性能を誇るが、開発中にトラブルが数多く発生し、部品の量産性が悪いなどでついに大量生産されなかった」と書かれているが、ゲーム内に登場するスカイロケットは、アメリカ海軍の試作機「XF5F」とアメリカ陸軍の試作機「XP-50」の両方をモデルにしている。

  • 外見と武装は XP-50
  • 空母への離着艦は XF5F

いずれもグラマン社が制作したほぼ同一の試作戦闘機でエンジンや武装などの仕様が陸海軍で異なる。

XF5F スカイロケット(アメリカ海軍)

  • アメリカ海軍の指示でグラマン社が試作した艦上戦闘機「XF5F スカイロケット」。
    世界初の双発単座艦上戦闘機となるべく開発され、世界から注目されたが実用化はされなかった。
    スカイロケットと呼ばれる所以は高い上昇力に由来する。
  • 1938年2月にアメリカ海軍は高速艦上戦闘機の企画案を各社に提示。
    グラマン社、ベル社、ヴォート社の3社が提示に応じ開発を始めた。
  • XF5Fは、胴体の長さを極力縮め主翼を前にしたなんとも異質な双発機であった(英国面もびっくりな形である)。
    独特な形状でありながら大型エンジンを2基搭載したため上昇力が非常に優れていた。
    しかし最高速度は600km前後とアメリカ海軍が求めた基準を満たしていなかった。
    他にも後部胴体の強度不足、視界不良で着艦が困難など多数の欠点が指摘された。後に改良されたが、機体重量が増量したため最高速度が更に落ちてしまった。
  • 同じころ競争相手のヴォート社が制作したXF4U(後のコルセア)が非常に優秀な結果を出した。この結果からアメリカ海軍はXF4Uの生産を決定した。
    またグラマン社も新型双発機の開発にとりかかることを決めており、採用されなかったスカイロケットは1942年9月に開発中止となった。

    • スカイロケットにF5Fとつけられているのは、F4Fの次に採用される予定だったことが理由(F4F→F5F→F6Fの順)。
      しかし実際に採用されたのはF4Uだったので、次の名称はF5Fを飛ばしてF6Fになっている。
    • 試作機の頭にはXが付けられる。そのため試作機にはXF◯◯と呼ばれる。
  • 1944年12月11日に胴体着陸し大破、同日に廃棄された。
  • XF5Fの開発で得られたデータは後の双発艦上戦闘機「F7F タイガーキャット」に活かされた。

XP-50 スカイロケット(アメリカ陸軍)

  • アメリカ陸軍の試作機「XP-50」。
    海軍の試作機XF5Fが上昇力に優れていたことに目をつけたアメリカ陸軍がグラマン社に発注した機体である。
    こちらも採用はされず試作機のみで終わった。
  • XP-50は、1939年11月に開発がはじまり1941年5月に完成した。
  • 外見はXF5Fと似ていたが、前足収納部を設けるために機首が伸び、機体全体が流線型に整えられた。
    また迎撃機としての運用を想定していたため、エンジンはターボ過給器のものを装備しコックピットや燃料タンクには防弾装備が施された。
  • 1941年5月に初飛行が行われたが、飛行中にターボ過給器が爆発し墜落する事故が発生した。
    また同時期に試作されていたロッキード社の「XP-49」のほうが開発優先度が高かったため、開発はそのまま中止された。

補足・アズレンの「スカイロケット」

  • 冒頭でも書いた通り、アズレンのスカイロケットは「XF5F」と「XP-50」の2つの試作機をモデルにしている。
  • ゲーム内でリロード時間が最速な理由は史実における上昇性の高さを反映してのことだろう。
    また飛行速度が鈍足(ほとんどの攻撃機よりも遅い)ことも史実再現(最高速度が遅かったことを反映)と思われる。
  • XF5Fは主翼内に小型爆弾x20を搭載可能で、XP-50も小型爆弾x2を装備できたが、ゲーム内では再現されていない。
    おそらく搭載可能にすると強くなりすぎるための調整だと思われる(さらに鈍足になる…はてなんのことかな…)。
  • アズレン以外のゲームではXP-50が「惑星ウォーサンダー」に登場する。
    他にも惑星ウォーサンダーではF2A(サッチ隊)が課金(確かチュートリアル特典)で登場する。