戦艦砲「380mm四連装砲Mle1935」の性能、使い方、史実ネタ(元ネタ)などについて書いています。

380mm四連装砲Mle1935 T3の性能

  • リシュリュー級戦艦に装備された主砲。
  • T2~T3は榴弾、T1は通常弾なので注意。


基本性能 威力 48×4 120×4
火力 45
速度 32.26s 25.80s
砲弾 榴弾
射程 200
射角 50°
拡散範囲 24°
追加効果
装備対象
備考欄
入手方法 光と影のアイリス

380mm四連装砲Mle1935の使い方

  • 単発弾を2発を2連射する。T1は通常弾、T2-T3は榴弾。
  • 装填時間は最短で、T1が約31秒、T2が約27秒、T3が約26秒、と他の主砲よりもリロード時間が長い。

  • DPSは410mm連装砲と406mm三連装砲MK6の中間、同じ感覚で使っても差し使えない。
  • 入手手段がイベント「光と影のアイリス」でのみで量産性は無いに等しい。

  • 装備させるなら「ジャン・バール」!
    彼女のスキル「ラストファイア」の発動条件にもなっているので、優先して装備させよう。
    スキル「パイレーツソウル」とも相性がいい。
  • 基本的には「ジャンバール専用」主砲だが、他の戦艦に装備させるのもアリ。
    拡散範囲を収束させるスキルを持つ「ウォースパイト改」、「マサチューセッツ」などがオススメだ。

元ネタ・史実ネタ

Canon de 380 mm/45 Modèle 1935

  • フランス海軍が建造した「リシュリュー級」戦艦に搭載された主砲「Canon de 380 mm/45 Modèle 1935」がモチーフ。
    ドイツの「ビスマルク級」、イタリア「ヴィットリオ・ヴェネト級」に対抗するために製造された。
    枢軸国(ゲーム内:レッドアクシズ)でこの380mm四連装砲の砲撃を耐えることができる大和型のみだったと言われている。
  • 四連装主砲のメリットは重量面で有利なこと、弾薬庫などの弱点を減らすことができたことにあった。
    デメリットは散布界の悪さと故障のしやすさ、特にイギリス海軍のキング・ジョージ五世級に装備された356mm四連装は頻繁に故障を起こしていた(もちろん活躍もしている)。
    フランス海軍もイギリス海軍同様に、ダンケルク級に装備した330mm四連装砲では初期不良や故障が発生していたが、のちに解消している。
  • ゲーム内で4連射ではなく、2発2連射なのは、史実を反映してのことだろう(フランス式四連装砲)。
    また史実同様に散布界(拡散範囲)の悪さもゲーム内で再現済み(あまり気にはならないが)。

フランス式 四連装砲とは

イギリスの四連装とフランスの四連装は微妙に内部構造が異なる。

フランスの380mm四連装砲Mle1935は、内部構造が中央部を隔壁で仕切り連装砲を2つ横に並べたものだった。
※以下の写真を見ればわかりやすいかも(?)。

メリットは、故障が少なく、4門全てが使えなくなることがないということ。

一方でイギリスは一体型(写真参考)。

さらに軽量化までされたのだが、内部構造が複雑化してしまい砲塔の故障が頻発した。
※これは、第二次ロンドン海軍軍縮会議の影響も大きく、船体とのバランスの悪さも問題だった。

主砲はブレスト港に展示

  • リシュリューに搭載された砲の1門が、フランスのブレスト港に展示されている。

余談

  • 16インチ砲を搭載するアメリカ海軍の戦艦「ノースカロライナ級」も計画段階では、14インチ四連装砲(キング・ジョージ級と同じ)を装備する予定だった。
    変更された理由は、日本海軍が大きく関わっている。
    第二次ロンドン海軍軍縮会議で、アメリカが日本に建造中の戦艦について「主砲口径は16インチか?」と質問を行ったが、返答がなかった。
    その反応からアメリカは「日本は16インチ主砲の戦艦を建造している」と考えていた。
    14インチで条約が締結されると予想されていたが、日本が脱退し主砲の制限が緩和された。これによりアメリカは16インチ口径の主砲を搭載することを決めた。
    ※日本が回答を避けたのは建造中の戦艦が大和型(18インチ)だったからである。
    のちのことを考えると、答えられるわけにはいかなかったのだ。
  • 日本脱退で制限が緩和されたものの、イギリスは既にキング・ジョージ五世級の設計をまとめていたので、14インチのままだったという…(英国面)。
    設計上のミス、故障が頻発していたが、砲撃を行う機会が多かったこともあり、活躍することも多かった。
    ※例を上げるなら、デューク・オブ・ヨークがドイツの幸運戦艦「シャルンホルスト」に砲撃を行いシャルンホルストに引導を渡したことだろう。
    シャルンホルストに砲撃が命中しなければ、シャルンホルストは間違いなく逃げ切れたのだが、運命の女神は微笑んではくれなかった。